日本一時帰国中の保険

病院イタリアに住民票を置いている方で、日本へ一時帰国する際の国民健康保険について。

日本の国民健康制度に一時的再加入する場合、まずは区役所で住民票を改めて入れ、国民健康保険料(自治体に拠って異なりますが、前年度に収入が無い場合は通常、最低額を納める)を支払うことで可能です。

但し最近では、国保の財政が逼迫し、海外居住者の一時帰国時の国保加入を断る自治体もあること、また帰国の度に住民票を出し入れするのが面倒、そもそも住民の税金でなりたっている制度である為、税金を納めていない現時点で利用するのが申し訳ない、などの理由から、私自身、日本へ一時帰国時には、イタリア在住者向け(住民票がある)、海外旅行傷害保険を利用しています。

実際、それらの保険で全く不便が無く、それどころか保険料も日本の国保に入るより安い上、保険に何度か助けられたので、今回紹介したいと思います。

海外旅行傷害保険とは

例えば、日本に住む日本人もしくは外国人が海外旅行をする際に任意で加入する海外旅行傷害保険、例えば、AIU、東京海上、ジェイアイなどがあるように、イタリアにも、イタリアに住むイタリア人や外国人が、外国へ旅行する際に任意で加入できる保険がある、ということです。

また海外旅行傷害保険ですので、外国滞在期間中の病気や怪我だけではなく、旅行のトラブル(保険の保障内容に拠りますが)、ロストバゲージ、フライトのキャンセルなどにも対応しているものが多いです。

以下、私自身が実際に利用した・利用しているものも含めて、例えば、一時帰国期間が15日と仮定したい場合の、料金等の比較です。

今回は大人1名で計算していますが、大人1名+子供1名、大人2名+子供2名など、色々なプランがあり、全てオンライン上で料金を比較できます。

Columbus Direct

Columbus Direct はオンラインでの保険に特化した会社で、この分野で25年以上、世界50か国以上で運営実績があります。

15日間のアメリカ/カナダ/カライビを除く全世界(例えば日本)への海外旅行傷害保険料は、医療費のみカバーするもので41€から。

医療費に加えて、携行品や賠償責任まで保障するもので、51€からです。

但し個人的には、旅行の都度ごとの保険加入ではなく、1年間で旅行回数無制限、1回の旅行ごとに最大で‘31日’まで保障する年間プランに加入しています。

何故なら、年間プランは125€からと、私ごとですが1年に2度、その都度、30日の一時帰国をしているので、それだけで2度、個別に保険に入るよりも年間プランの方が安いこと(加えてヨーロッパ内の旅行などをすれば尚更)、また年間プランの方がカバーされる範囲がかなり広い(医療費のみならず、携行品や飛行機などの遅延、万一の際の旅行のキャンセルや中断、その際の帰国費用・・・)為です。

Columbus Directのサイト 上、その場ですぐに見積額が分かります。

割引コード IMI15A 入力で10%の値引きが適用されます。

Viaggisicuri

Viaggisicuri は、1907年にドイツで設立された保険会社ERVの商品を、オンラインで組み合わせ販売しています。

15日間の保険料は、医療費と賠償責任のみ保障するもので37€から、医療費に加えて、携行品、旅行のキャンセルなども保障するプランで43€から。

年間プランもあり、1年間旅行回数無制限、1回の旅行ごとに最大で‘30日’まで保障するもので、127€から。

限定コード CR10PY 入力で10%の割引が適用されます。

Allianz Global Assistance

Allianz Global Assistance は、イタリアで最も老舗保険会社の1つとして、ご存知の方も多いと思います。

25歳までの方には若者料金が適用され、15日間の保険料は45€から、定番の保険会社で安心が買えます。

当サイトからのお申し込み で、自動的に15%の値引きが適用されます。

AXA Travel Insurance

AXA Travel Insurance は、アクサダイレクト、アクサ生命など、日本でも知名度が大変高い保険会社、アクサ(AXA)グループの海外旅行傷害保険です。

15日間の全世界(例えば日本)への海外旅行傷害保険料は、医療費のみカバーするもので33€からと格安。

医療費に加えて、携行品や飛行機の遅延など、幅広く保障するもので、52€からです。

割引コード MAX10 入力で10%の値引きが適用されます。

ERV

ERV は、1907設立のドイツの保険会社です。

15日間の保険料は69€から。

一方、医療費のみならず、携行品や飛行機などの遅延、万一の際の旅行のキャンセルなどを保障する年間プランの特徴として、この会社では、1年間旅行回数無制限なのはもちろん、1回の旅行ごとに最大で45日まで保障するので、一時帰国が1か月を超える場合などは、このプラン(189€)がお奨めです。

CDESC4NMVC98-15 入力で10%の値引きが適用されます。

海外旅行傷害保険に加入してみて

現在までに私が加入したことがある・加入している海外旅行傷害保険は、Columbus Direct の年間プランです。

元々加入を検討したのは、一時帰国中の国保に代わるものとして、万一の際の医療費をカバーする為に加入したのですが、現在まで、幸運にも、帰国中に健康上の問題が起きたことはなく、逆に旅行時のちょっとしたトラブルに遭遇した際、保険会社にもお世話になりました。

1度目はロストバゲージ

6日後に荷物は出てきたので、最終的にはディレイ(遅延)になりましたが、一時帰国とは言っても、主人と一緒の帰国で、すぐに実家には帰らず、日本各地を旅行する計画だった為、ホテル泊で着替え等も一切なく、大変不自由し、二人分の6日間の身の回り品(下着も含めた衣類、コンタクト用品・薬などの医薬品類など)購入費用500€の半分を航空会社が、残り半分が保険で下りました。

もう1度は、フライトキャンセル

アリタリア航空でフィレンツェからローマを経由して大阪への便を予約、私の実家は福岡の為、それとは別に、個人で国内線の大阪から福岡を予約していた所、フィレンツェ-ローマ便が当日フライト・キャンセルとなり、翌日のローマ-大阪便に搭乗することに。

結果、大阪から福岡へは日本で新幹線の切符を購入(実費約15000円程度)。

これもフライト・キャンセルに関する一部補償が出て、100€が保険で下りました。

どちらも結果として予想外の利用になりましたが、実際に困ったときに保険の助けがあり、本当に良かったと思います。

このように国保に代わるものとして加入した保険ですが、医療費以外にも保障があるプランが多く、また国保に入るよりも費用も安いので、一時帰国の際には、これらの海外旅行傷害保険への加入をお奨めします。

ちなみに年間プランと言っても、特に自分で更新しない限りは自動更新にはならないので、旅行の時期にあわせて、しばらく加入しなかったり、改めて加入したりと自由がきくのも良い点だと思います。

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