私立語学学校、国立外国人大学のどちらを選択するか?
イタリア語学学校選びで大きな悩みどころの一つ、それはやはり、私立語学学校、もしくは国立の外国人大学へ留学するのか、という点かもしれません。
以下にそれぞれの特徴を簡単にあげます。
私立イタリア語学学校の特徴
- 1クラスあたりの留学生数が少ないので、授業中の1人あたりの発言機会が多い(通常、最大で1クラス12名程度)
- 宿泊施設は通常、学校側が斡旋
- 留学生1人1人に対するケアが充実
- イタリア語の授業の他に、課外活動等も多い
- イタリア文化やイタリア料理のコースなどが充実
- 夏のシーズンは、短期滞在で休暇目的の欧米系留学生が多く、多少勉強に集中しにくくなる場合も
- 中小規模の語学学校では、ある程度のレベルに進むと、授業内容が繰り返しになる可能性も
国立の外国人大学の特徴
- 私立語学学校に比べて学費が控えめ
- 上級クラスに進むと、イタリア文化・美術などに関するコースが受講可能な場合も
- 宿泊施設は各自の責任で探す
- 1クラスあたりの留学生数が多いので、会話の授業では発言機会が2日に1度程度しか無い場合も
- 学費が控えめな為か、長期留学の日本人留学生数が多い
- 留学生1人1人に対するケアは殆ど無い
私立語学学校を選んだ私自身の選択について
イタリア留学出発前、約1年間の長期留学を考えていた私にとって、学費を抑えることが出来る国立の外国人大学は正直、かなり魅力的でした。
にも関わらず、私が最終的に選んだのは、私立のイタリア語語学学校でした。
何故なら、国立の外国人大学では、宿泊施設は各自手配、もしくは学生寮に入ることも出来ますが、入寮手続きはイタリア現地到着後とのこと。
当時、未だ大した語学力がない私にとって、自分で住居を探せるのか、何かよく分からないうちに悪質な不動産会社に引っかかったりしないだろうか、それどころかイタリアに着いても住むところも決まらず、路頭に迷ったらどうしよう・・・
その点、私立のイタリア語語学学校では、申し込み前に問い合わせた際にもきめ細かくアドバイスを下さり、最終的にはリクエストに沿った滞在先を手配してくださいました。
私自身は、滞在先の手配なども含め、きめ細かなサポートを提供して下さった、私立語学学校を選んで正解だったと思います。