イタリア面接事情
見事、履歴書審査を通過して、念願の面接に呼ばれたら。
この千載一遇のチャンスを無駄にしない為に、自身のイタリアでの面接経験に基づいて、イタリアでの面接についてまとめます。
面接時によく受ける質問
- 何故、数ある企業の中から選んだのか。
- 事前に経営内容などを確認しておくこと。志望動機なども考えておく。
- 滞在許可証について
- 所持している滞在許可証について、正直に答える。但し就労用滞在許可証を持っていなくても、就学用滞在許可証で週20時間までの労働が認められていること、また就学用から就労用滞在許可証に書き換えられる点は必ず強調すること。
- イタリア語などの外国語のレベル
- この点は質問を受けるというより、面接中の会話の中から判断されるもの。企業に拠っては英語面接の場合も。
- 今後のイタリアでの滞在予定期間
- 折角採用したら、普通は長く勤めて欲しいと思うもの。その辺りを汲んでの回答を。
- その他の質問
- その他、大学での専攻や、日本・海外での仕事経験、趣味などについての質問。
面接時の注意
面接時には、再度、履歴書と顔写真を用意すること。
当日、担当者が履歴書を持ってきておらず、自身で持参したものが重宝したことも。
面接時の身だしなみ
面接時の服装に関しては、ある程度、フォーマルな格好であれば、特に女性の場合、必ずしもスーツである必要は無いようです。
一方男性の場合、ネクタイこそなくとも、やはりスーツというのが基本の様子です。
私自身の面接時の服装としては、ツーピースのニットとタイトのミニなど、日本のスーツ着用が義務ではないものの、ある程度、フォーマルな装いが求められる職場の服装、といった感じでした。
ですがこれも勿論、面接に訪れる企業や職種などで異なる点もあるので、その辺りは臨機応援に対応しましょう。
面接後のもうひと押し
イタリアの企業では、面接後に実際の採用通知が届くまで、数ヶ月以上掛かる場合もあります。
ですので面接後2週間後くらいに挨拶も兼ねて電話で、担当者や人事部に電話してみる、というのも更なるアピールに繋がる場合もあります。